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大衆文藝ムジカ|創刊準備号00
大衆文藝ムジカ|創刊号01
 大衆文藝ムジカ創刊準備号00 
 創刊の辞

 

 良きにしろ悪しきにしろ今や日本はあらゆる表現で溢れかえっている。文芸雑誌と名乗るものの読者離れは、それが、そのままの評価であるにも関わらず、ますます読者に背を向け、「閉じた表現」に熱心である。新人の門は固く鎖され、著名作家が巻頭に居座り、賞でさえ年功序列、根回し、身内優先、作品本来の評価とは程遠い。私は剣の鞘を抜き、その切っ先を向けそれらに問いたい。「本当にそれらは読ませたい代物なのか?」と。そして読者にも問いたい。「感じたいのは、魂を揺さぶる感動ではないのか?」と。大衆が望むものは何か? それは現代さまざまな娯楽がある以上、一概に答えは出ない。しかし万古、人の心は変わらない。うつくしいものは心に打てば鳴り出すだろう。

 大衆は個性を失い、感性は鈍麻されていると感じる時が多々ある。私たちは表現者側からの立場に甘んじない。読者あっての総合文藝誌である。人間本来の情感に訴える時代を超越する表現をここに示してゆきたいのだ。読者が求めているのは今日の逸楽のみに限らない。あえて名を挙げよう「文學界」「すばる」「新潮」「文藝春秋」これらはいったい何を生産し、供給しているのか。

 私たちは無名の夜明けから出立する。創作者それぞれの到達点は違うだろう。しかし、一つ、階段を登るたびに山の頂が見えてくるように、創作者自身の山の頂点に辿り着く一助となれば、それは私の無常の創作冥利に尽きる。それがひいては、あらゆる表現に飽きた一般読者諸氏の欲するところでもあろうかとひそかに思うものである。
未曾有の大震災からはや二年が経った。その間、政府は法律に反してまで、被爆者を量産するに至っている。メディアはそれを助長する。文化まで毒されてよいものだろうか。

 私は願う。新たなそれぞれの山嶺の頂で、手を振り合い、めいめいの旗を振り合い、星明りの下で、詩歌・小説・絵画・音楽の炎の宴を、祝福し合う時が来ることを。


二〇一三年五月吉日

大衆文藝ムジカ 主筆

 

大衆文藝ムジカ創刊準備号00

A5判並製 104p 2013年6月19日発刊

大衆文藝ムジカ

創刊号01

2014年4月10日発刊

About the Authors

加藤さおり、葛原りょう(高坂明良)、齋藤洋由紀、Tokin、塚元寛一、木下竣介、麻花、鈴木有、晴流奏、白川恵海、成宮アイコ、タシロタマミ、藤貫陽一、大山真善美、仙波枕、腰越広茂、森川雅美、こうやまあきら、神戸俊樹、勇樹、yoya、水月りら、竹久祐、つじりょう、森田直樹、中園直樹、大島健夫、高木清志、篠原景、ふるる、小池正規、中村啓介、松田英雄、春井環二、服部剛、窪ワタル、内田如水。(敬称略)

 

 

 

 

 

 

 

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大衆文藝ムジカ

02号

2014年12月10日発刊

 

大衆文藝ムジカ|02号